青春18きっぷの旅2017夏5 都会の秘境路線? [乗り物]
5日乗り放題で使える青春18きっぷ、残すはあと一日分となり、今回の使用期限の9月10日をむかえてしまいました。
最後はどこにしようかな?
そういえば、せっかく夏なのに、今年は海をみていないではないか?
ということで、9月10日の目的地は、ここ!
海です。
その名も、海芝浦駅(^ω^)
JR鶴見線の駅です。
JR鶴見線は、京浜東北線鶴見駅から、京浜工業地帯の扇町駅・大川駅・海芝浦駅を結ぶ路線。各工場の従業員の方の足となっています。
後述のように、海芝浦駅は、とある企業の従業員しか降りられない駅のため、都会の秘境路線、と言う人もいます。
うちの最寄駅から、京浜東北線に乗るには、東武スカイツリーラインで北千住に出てから、日比谷線か常磐線で上野などに出るのが最短距離。
ですが、今回のテーマは、とにかく「海がみたい!」ということで、ちょっと遠回りをして、南越谷駅から武蔵野線・京葉線で東京駅へむかいました。
京葉線は、途中まで東京湾沿いを走りますので、海が見えるのです。
そして、この後、(素直に)東京駅で、京浜東北線に乗り換え・・・・てればよかったのですが。
京葉線の東京駅ホームは、地下にあるだけではなく、東京駅のはずれにあります。どちらかというと、有楽町駅より。
京浜東北線の東京駅の次は有楽町駅。
ということで、一旦改札出て、有楽町駅で、京浜東北線に乗り換えればいいじゃん!18きっぷだから、乗り降り自由だし。
と思ったのが、大きな間違い。
有楽町駅京浜東北線ホームにつくと、なんと、目の前を電車が通過して行きます(ー_ー)!!
京浜東北線は、昼間、山手線と並走している区間では快速運転をしています。そのことをすっかり忘れておりました。昔、東京で働いていて、知っていたはずなのに情けない。それに鉄としてはあるまじき失敗。だけど、ま、こんなこともあるさ。
東京駅の次の快速停車駅は、浜松町駅。有楽町と新橋は通過。
仕方がないので、ホームの反対側・並行して走っている山手線にのり、浜松町駅へ。
浜松町駅で無事京浜東北線に乗り換え、鶴見線の始発駅である鶴見駅へ。
鶴見線ホーム。向こうも鶴見駅構内なのですが、なぜか自動改札があります。
後日、鉄の大先輩に聞いたところ、これは、鶴見線がもともとは、旧国鉄とは別の鉄道会社の路線だったから。
あとは、現在では、鶴見線のほとんどの駅が、無人駅なので、キセル防止の意味もあるのでしょうね。
でなければ、自動改札機をわざわざ導入する意味がない。
昼時でしたので、鶴見駅から歩いて10分ほどのところにあるお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。
アツアツの大きなエビ天が二本もついて、お腹いっぱい。猫舌のワタクシ、すこし舌をやけどしてしまいました。
鶴見駅に戻り、いよいよ本日のメイン、鶴見線に乗車。
まずは、扇町行に乗り、終点の扇町駅へ。
向こうは、貨物線。旅客の終点はここですが、貨物線は、さらに先に延びています。
扇町駅には、こんな張り紙が。
「猫にエサ等をあたえないでください」???
というのも、無人駅の扇町駅には、こんな駅員さん?たちがいらっしゃるのです。
この駅員さんは、電車が停車している間、ず~っと同じ格好で寝てました。まさに死んでいるかのように眠りこけていらっしゃいました。
この駅員さんは、なんと、電車の前でポーズをとって、愛想をふりまいています。
この駅員さんは、ベンチの下で熱転がったり、歩き回ったり。
扇町駅のネコの駅員さん、ネットで調べたら、有名みたいですね。
扇町駅は、某企業の工場の目の前。工場の従業員の方のために、駅を作った模様。
ネコ駅員以外に、駅前には、見るべきものもなく。
折り返しの、鶴見行に乗車しました。
冒頭の海芝浦駅は、鶴見線の支線。鶴見~扇町間の途中から、枝分かれしていますが、鶴見から海芝浦行が出ています。
ただ、本数は、そんなに多くないです。一時間に一本より少ないです。
この時は、扇町から折り返し鶴見駅に戻ると、少し時間は空きますが、海芝浦行に乗れそうだったので、鶴見まで戻ってもよかったのですが、私は、こんな駅で途中下車。
武蔵白石駅。
そして、歩いて向かったのは、こちら。
大川駅。
鶴見線の支線の一つの終着駅。鶴見~扇町間の途中の武蔵白石駅から、支線の線路ぞいの道をまーっすぐ歩いて10分ほど。
支線の分岐点。鶴見線は、このように線路が草でおおわれているところが多かった。たしかに秘境っぽい。
なぜ歩いて向かったかと言うと・・・大川駅の時刻表をみればわかります。
鶴見~大川を結ぶ電車は、朝晩のみ!平日9本 土休日3本
だからなのです。ここも、周辺の工場の従業員の方の通勤の足として作られた駅なのでしょうね。周辺に住宅地は全く見当たらなかったし。
大川駅を堪能して、再び武蔵白石駅へ。
ここで、再度鶴見駅に乗車。
そして、ここで下車。
浅野駅。
ここで、冒頭の海芝浦駅に向かう電車に乗り換え。
ここも線路は草ぼうぼう。しかも、枕木が木だ~♪
待っている途中、ブラスバンドの音が。
調べてみると、近くに吹奏楽部がある、某企業が。
そういえば、さっき、扇町に向かう途中、この浅野駅の一つ手前・鶴見寄りの弁天橋駅で、コントラバスを抱えたお姉さんが、降りていったので、きっとこれから合奏練習に向かうところだったのだなあ。
そんなことを思いながら、待っていると、鶴見から海芝浦行きがやってきました。
電車は、京浜工業地帯の運河沿いに出て、終点・海芝浦へ。
改札は、某電機メーカーの京浜事業所の入り口。つまり、従業員しか改札を出ることができません。
しかし、この景色をみるために、沢山の人が訪れます。
ここは、正確には、海ではなく、運河の上。
こちら方向には、羽田空港が。発着する飛行機も見えました。
いつまでも眺めていたかったのですが、折り返しの電車に乗らないと大変。
ほとんどの乗客が、再び折り返しの電車に乗り、鶴見方面に向かいました。
一人だけ、立派なカメラを首から下げた、どこかの高校の写真部の腕章を付けた男子学生さんが、残りましたが・・・思う存分、撮影したいのでしょうね。青春ってすばらしい。
その後、私は浅野で下車、再び扇町行にのり、途中の浜川崎で下車。
南武線に乗るため。
南武線で、府中本町に出て、そこで武蔵野線に乗り換える予定。
南武線は、黄色いラインが特徴。一昔前は、中央・総武線各駅停車と同じような車両でした。
中央・総武線各駅停車は、実家にいた時によく利用していましたが、川﨑方面に来た時、南武線を見て、そっくりな電車がいる!と驚いたのを覚えています。
そのため、南武線も、長い間乗ってみたかった路線でしたが、なかなか乗る機会がありませんでした。
今回の機会に、乗車することにしました。
そして、武蔵野線の起点の府中本町で、途中下車。下車したことがないので、何となく。
駅周辺の案内を見たら、近くに大きな神社がある模様。
大国魂神社。
お参りを済ませた後、府中本町から武蔵野線に乗り、帰途につきました。
長々とお付き合いいただきましたが、青春18きっぷ2017夏、完結です!ありがとうございました。
またのご乗車を、お待ちしております(ー_ー)!!
最後はどこにしようかな?
そういえば、せっかく夏なのに、今年は海をみていないではないか?
ということで、9月10日の目的地は、ここ!
海です。
その名も、海芝浦駅(^ω^)
JR鶴見線の駅です。
JR鶴見線は、京浜東北線鶴見駅から、京浜工業地帯の扇町駅・大川駅・海芝浦駅を結ぶ路線。各工場の従業員の方の足となっています。
後述のように、海芝浦駅は、とある企業の従業員しか降りられない駅のため、都会の秘境路線、と言う人もいます。
うちの最寄駅から、京浜東北線に乗るには、東武スカイツリーラインで北千住に出てから、日比谷線か常磐線で上野などに出るのが最短距離。
ですが、今回のテーマは、とにかく「海がみたい!」ということで、ちょっと遠回りをして、南越谷駅から武蔵野線・京葉線で東京駅へむかいました。
京葉線は、途中まで東京湾沿いを走りますので、海が見えるのです。
そして、この後、(素直に)東京駅で、京浜東北線に乗り換え・・・・てればよかったのですが。
京葉線の東京駅ホームは、地下にあるだけではなく、東京駅のはずれにあります。どちらかというと、有楽町駅より。
京浜東北線の東京駅の次は有楽町駅。
ということで、一旦改札出て、有楽町駅で、京浜東北線に乗り換えればいいじゃん!18きっぷだから、乗り降り自由だし。
と思ったのが、大きな間違い。
有楽町駅京浜東北線ホームにつくと、なんと、目の前を電車が通過して行きます(ー_ー)!!
京浜東北線は、昼間、山手線と並走している区間では快速運転をしています。そのことをすっかり忘れておりました。昔、東京で働いていて、知っていたはずなのに情けない。それに鉄としてはあるまじき失敗。だけど、ま、こんなこともあるさ。
東京駅の次の快速停車駅は、浜松町駅。有楽町と新橋は通過。
仕方がないので、ホームの反対側・並行して走っている山手線にのり、浜松町駅へ。
浜松町駅で無事京浜東北線に乗り換え、鶴見線の始発駅である鶴見駅へ。
鶴見線ホーム。向こうも鶴見駅構内なのですが、なぜか自動改札があります。
後日、鉄の大先輩に聞いたところ、これは、鶴見線がもともとは、旧国鉄とは別の鉄道会社の路線だったから。
あとは、現在では、鶴見線のほとんどの駅が、無人駅なので、キセル防止の意味もあるのでしょうね。
でなければ、自動改札機をわざわざ導入する意味がない。
昼時でしたので、鶴見駅から歩いて10分ほどのところにあるお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。
アツアツの大きなエビ天が二本もついて、お腹いっぱい。猫舌のワタクシ、すこし舌をやけどしてしまいました。
鶴見駅に戻り、いよいよ本日のメイン、鶴見線に乗車。
まずは、扇町行に乗り、終点の扇町駅へ。
向こうは、貨物線。旅客の終点はここですが、貨物線は、さらに先に延びています。
扇町駅には、こんな張り紙が。
「猫にエサ等をあたえないでください」???
というのも、無人駅の扇町駅には、こんな駅員さん?たちがいらっしゃるのです。
この駅員さんは、電車が停車している間、ず~っと同じ格好で寝てました。まさに死んでいるかのように眠りこけていらっしゃいました。
この駅員さんは、なんと、電車の前でポーズをとって、愛想をふりまいています。
この駅員さんは、ベンチの下で熱転がったり、歩き回ったり。
扇町駅のネコの駅員さん、ネットで調べたら、有名みたいですね。
扇町駅は、某企業の工場の目の前。工場の従業員の方のために、駅を作った模様。
ネコ駅員以外に、駅前には、見るべきものもなく。
折り返しの、鶴見行に乗車しました。
冒頭の海芝浦駅は、鶴見線の支線。鶴見~扇町間の途中から、枝分かれしていますが、鶴見から海芝浦行が出ています。
ただ、本数は、そんなに多くないです。一時間に一本より少ないです。
この時は、扇町から折り返し鶴見駅に戻ると、少し時間は空きますが、海芝浦行に乗れそうだったので、鶴見まで戻ってもよかったのですが、私は、こんな駅で途中下車。
武蔵白石駅。
そして、歩いて向かったのは、こちら。
大川駅。
鶴見線の支線の一つの終着駅。鶴見~扇町間の途中の武蔵白石駅から、支線の線路ぞいの道をまーっすぐ歩いて10分ほど。
支線の分岐点。鶴見線は、このように線路が草でおおわれているところが多かった。たしかに秘境っぽい。
なぜ歩いて向かったかと言うと・・・大川駅の時刻表をみればわかります。
鶴見~大川を結ぶ電車は、朝晩のみ!平日9本 土休日3本
だからなのです。ここも、周辺の工場の従業員の方の通勤の足として作られた駅なのでしょうね。周辺に住宅地は全く見当たらなかったし。
大川駅を堪能して、再び武蔵白石駅へ。
ここで、再度鶴見駅に乗車。
そして、ここで下車。
浅野駅。
ここで、冒頭の海芝浦駅に向かう電車に乗り換え。
ここも線路は草ぼうぼう。しかも、枕木が木だ~♪
待っている途中、ブラスバンドの音が。
調べてみると、近くに吹奏楽部がある、某企業が。
そういえば、さっき、扇町に向かう途中、この浅野駅の一つ手前・鶴見寄りの弁天橋駅で、コントラバスを抱えたお姉さんが、降りていったので、きっとこれから合奏練習に向かうところだったのだなあ。
そんなことを思いながら、待っていると、鶴見から海芝浦行きがやってきました。
電車は、京浜工業地帯の運河沿いに出て、終点・海芝浦へ。
改札は、某電機メーカーの京浜事業所の入り口。つまり、従業員しか改札を出ることができません。
しかし、この景色をみるために、沢山の人が訪れます。
ここは、正確には、海ではなく、運河の上。
こちら方向には、羽田空港が。発着する飛行機も見えました。
いつまでも眺めていたかったのですが、折り返しの電車に乗らないと大変。
ほとんどの乗客が、再び折り返しの電車に乗り、鶴見方面に向かいました。
一人だけ、立派なカメラを首から下げた、どこかの高校の写真部の腕章を付けた男子学生さんが、残りましたが・・・思う存分、撮影したいのでしょうね。青春ってすばらしい。
その後、私は浅野で下車、再び扇町行にのり、途中の浜川崎で下車。
南武線に乗るため。
南武線で、府中本町に出て、そこで武蔵野線に乗り換える予定。
南武線は、黄色いラインが特徴。一昔前は、中央・総武線各駅停車と同じような車両でした。
中央・総武線各駅停車は、実家にいた時によく利用していましたが、川﨑方面に来た時、南武線を見て、そっくりな電車がいる!と驚いたのを覚えています。
そのため、南武線も、長い間乗ってみたかった路線でしたが、なかなか乗る機会がありませんでした。
今回の機会に、乗車することにしました。
そして、武蔵野線の起点の府中本町で、途中下車。下車したことがないので、何となく。
駅周辺の案内を見たら、近くに大きな神社がある模様。
大国魂神社。
お参りを済ませた後、府中本町から武蔵野線に乗り、帰途につきました。
長々とお付き合いいただきましたが、青春18きっぷ2017夏、完結です!ありがとうございました。
またのご乗車を、お待ちしております(ー_ー)!!
青春きっぷの旅、楽しませて頂きました(*^-^)
鶴見線って無人駅があるのですね。ちょっと行ってみたいです。
運河の上にある駅って面白そう♪貴重ですね!!
南武線初体験されたのですね。我が家は毎年大國魂神社に初詣に行ってますよ。お近くまでいらしたのですね〜お会いしたかったです!!
by エンジェル (2017-11-22 14:04)
青春18切符しっかり使い切ったのですね~
お忙しい中満喫されたようですね。電車にお酒にお食事に、わくわくしました。
鶴見線何度か使ったことがあるのに、都心なのに無人駅、初めて知りました。
先日友人と会津若松に行ったとき、行程やらしおりやら作るときに歴史にも鉄道にも詳しいtmkbさんから助言して欲しいと何度思ったことか・・・。もう少し歴史のお勉強していれば良かったと後悔しました
by Haro (2017-11-27 07:40)
『タモリ倶楽部』鉄道部をみているようで、楽しませていただきました♪
by まはな (2017-12-04 19:32)
今までありがとうございました
ごきげんよう
by terrybear (2017-12-28 06:45)