ぐ犯 [弁護士のお仕事]
土日は少年事件でいろいろ走り回って終わってしまいました。明後日の裁判所の御用納めまで、この件は一段落しそうにありませんd(-_-)
ところで、少年法の問題点として、
少年だからと罪を軽くするのはおかしい
と言う議論がありますが
逆に、大人では問題とならないことが、少年であるがゆえ問題とされ、施設収容処分となることがあるのです。
余り知られていないかもしれませんが…
それが「ぐ犯」
刑罰法規に触れるような行為を行っていなくても、将来その虞(おそれ=音読みで「ぐ」と読みます。「虞犯」だから「ぐ犯」と書きます)がある場合にも、家庭裁判所の少年審判の対象となります。
たとえば、家出を繰り返して保護者の監督に服さないなどが典型例。
他に飲酒、喫煙、深夜徘徊など。
これらは、刑罰法規に触れるものではありませんが、繰り返しこれらで補導されることがあると、それだけで家庭裁判所に送致され、鑑別所に入り、少年院に行くことだってありうる。
その趣旨としては、これらの行動は、刑罰法規に触れるものではなくても、やってはいけないのがルール。
ルールを破るという小さな違反行為が、ゆくゆくはエスカレートしていき、大きな違反行為=刑罰法規に触れる犯罪行為につながりやすい。
なので、早期に犯罪の芽を摘んでおかないと・・・っていうこと。
それに、ルール違反は、子供達が何かに困っているシグナルであることが多いのです。
最近、ぐ犯で鑑別所に送られる子達が増えていて、私もぐ犯の子の付添人(家庭裁判所送致後は弁護人ではなく付添人といいます)を何件も経験しています。
ぐ犯の子達は、なぜ鑑別に入れられるのかわかっていないことがおおく、それを理解させることがまず付添人活動の第一歩なのですが、なかなか難しいです。
ワンコにルールを身につけさせるのも至難の業ですよね・・・
ところで、少年法の問題点として、
少年だからと罪を軽くするのはおかしい
と言う議論がありますが
逆に、大人では問題とならないことが、少年であるがゆえ問題とされ、施設収容処分となることがあるのです。
余り知られていないかもしれませんが…
それが「ぐ犯」
刑罰法規に触れるような行為を行っていなくても、将来その虞(おそれ=音読みで「ぐ」と読みます。「虞犯」だから「ぐ犯」と書きます)がある場合にも、家庭裁判所の少年審判の対象となります。
たとえば、家出を繰り返して保護者の監督に服さないなどが典型例。
他に飲酒、喫煙、深夜徘徊など。
これらは、刑罰法規に触れるものではありませんが、繰り返しこれらで補導されることがあると、それだけで家庭裁判所に送致され、鑑別所に入り、少年院に行くことだってありうる。
その趣旨としては、これらの行動は、刑罰法規に触れるものではなくても、やってはいけないのがルール。
ルールを破るという小さな違反行為が、ゆくゆくはエスカレートしていき、大きな違反行為=刑罰法規に触れる犯罪行為につながりやすい。
なので、早期に犯罪の芽を摘んでおかないと・・・っていうこと。
それに、ルール違反は、子供達が何かに困っているシグナルであることが多いのです。
最近、ぐ犯で鑑別所に送られる子達が増えていて、私もぐ犯の子の付添人(家庭裁判所送致後は弁護人ではなく付添人といいます)を何件も経験しています。
ぐ犯の子達は、なぜ鑑別に入れられるのかわかっていないことがおおく、それを理解させることがまず付添人活動の第一歩なのですが、なかなか難しいです。
ワンコにルールを身につけさせるのも至難の業ですよね・・・
ワンコにルール・・・しみじみ納得(笑)
そうそう・・・駄目じゃないけど、大事にならないうちに
しつけをしっかりですよね~
by ねね (2010-12-26 21:56)
ワンコにルール・・・
たしかに、難しいですね〜・・・
少年法については、どちらかというと、過激な意見を言う方です^^;
by 名犬ゴン太・・・の兄 (2010-12-26 22:35)
うんうん、たしかにワンちゃんにもルール必要ですね~
でも・・・見ていると分別あるおばさまがたにも再教育が必要なことも・・・
by terrybear (2010-12-27 11:53)
しつけは必要です!
子供もワンコもね~ルールを守れないようでは社会生活は出来ませんからね。。。
マロンちゃんの写真、可愛いですね~いいお顔です♡
by わんわん (2010-12-27 22:09)