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憲法を一家に例えてみると( ̄Д ̄)ノ [弁護士のお仕事]

引き続き安保法制ネタで恐縮です。

弁護士会は、諸方面から、「弁護士なんだから、安保法制の問題点を国民にわかりやすくアピールしなさい」と言われているようです。

当然だと思います。そうしなきゃならないと思います。

ただ、お恥ずかしながら、多分、我々弁護士の多くは、わかりやすく伝えることが、苦手です。

もちろん、得意な先生方もおられます。そういう先生方を見習いたいと、常々思っています。

そういう先生方が、いろいろなところでわかりやすく、安保法制について解説しています。

インターネット上で見られるものも多いので、是非ご覧になってください。本当にこのままだと、ブログで自由に情報発信なんてできない世の中になるかもしれませんから。

また、学者の先生方は、例え話がお上手です。学生相手にいつも講義されているからでしょうか。

そこで、わたしも、例え話で、前回記事の「憲法って何?」を、説明してみます。

ここにお父さん、お母さん、子ども二人の四人家族がいます。
このお父さんは、家庭の絶対的権力者で、何をするにもお父さんの許可が必要です。
しかも、言うことが気分によって変わり、昨日は許可されたことが今日は許されないということがよくありました。
お父さんは自分の思い通りにならないとすぐに機嫌が悪くなり、お母さんや子どもにひどいことを言ったり、暴力をふるいます。
そして、暴力を振るっても自分の気持ちがおさまらないと、パチンコに行って、給料を使ってしまうので、生活費も入れてくれません。

そのため、お母さんと、子どもたちは、いつも、お父さんの機嫌を損ねないように、びくびくして生活していました。

ある日、お母さんは、お父さんに、「我慢できない、離婚する」と言いました。

お父さんは、びっくりしました。そして、お父さんは、お母さんと子どもたちをとても愛しており、離婚したくはなかったので、お母さんや子供達に、どこが我慢できないのか、聞いてみることにしました。

そうして、お父さんと、お母さん、子どもたちは、話し合ったうえで、お父さんが守らなければならないルールを決めることにしました。

何かするのに、お父さんの許可は必要ないこと。
暴力は振るわないこと。
あらかじめ決めておいた約束を破ったときは怒っていいけど、それ以外は怒らないこと。
生活費をちゃんと入れること。
などなど。

ルールを決めると、お母さんや子供達は、お父さんの顔色をうかがうことをしなくてもよくなり、一家は幸せに暮らせるようになりました。


お父さんが国家権力、お母さんと子どもが国民、ここで決めたルールが憲法です。

ルールを決める前のお父さんのモデルは、典型的な、DV男性ですが(笑)

北陸新幹線はくたか初乗車中(^_−)−☆

自由席、大宮からだと座れない。甘かった(; ̄ェ ̄)






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