沖縄の世界遺産 [歴史・史跡]
なかなか沖縄の記事がアップできませんが、ぼちぼちいきます!
(私的に)観光のメインはやはり城。そうすると、首里城ははずせません。
なんてったって、世界遺産ですし。
首里城は、琉球王国の政治経済文化の中心。
琉球王国は、独立国(日本でも中国でもない)として、中国(明~清の時代)に朝貢をしていました。その儀式もここでおこなれたそうで、建物は日本と中国双方の様式を取り入れています。
この城壁、万里の長城っぽい^_−☆
首里城と言えば、最初の写真の建物ですが、すべて戦後の復元です。
というのも、第二次世界大戦の戦場となったため、城の遺構はほとんどが破壊されています。
戦場となり破壊されたのには理由があります。
日本軍の総司令部が首里城の地下にあったからです。
今でも、首里城の近くに地下壕が残っています。
この辺りは観光客はほとんど来ないかもしれませんが、ぜひ見てほしい場所です。
ちなみに、世界遺産は、首里城だけではありません。首里城をはじめとする沖縄の城(「ぐすく」と読みます)群ほかが世界遺産となっております。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)も世界遺産
御嶽とは、聖地のこと。この門の向こうの森が聖地となっており、琉球王は、出かける際、この門で道中の安全を祈願したそうです。
世界遺産の一つであり、首里城から徒歩10分以内でありながら、観光客がほとんどこない玉陵(たまどぅうん。実際私が訪問した際、観光客は私一人だけ・・・)
琉球の歴代王のお墓です。
石でできた、家形のでかい墓です。
ちなみに、沖縄の墓は、独特で、家の形をしています。
タクシーの運転手さんによると、その人の生き様そのものを表しているとか。
玉陵ほど大きくはありませんが、大きさはさまざまです。
玉陵を訪問した日は、沖縄慰霊の日。
ちょうど近くに、旧制中学の跡地があり、そこで慰霊行事が行われていたようで、唱歌が聞こえてきました。
広大な敷地の中、私一人で唱歌を聞いていました。しみじみとした気分になりました。
ここは世界遺産となっているのかは不明ですが、観光客が訪れないところの一つ、金城町石畳道。
ここは、那覇から首里城に向かう道で、首里城があった往時からの道。
ここは、戦火をまぬかれたようです。
実はこの翌日、那覇市の歴史博物館を訪れました。
ここ、県庁の近くで、入場料はなんと300円(ゆいレールの一日乗車券などがあると、240円になります)!
企画展で沖縄戦で犠牲になった学校の様子が展示されていました。
本土にいると忘れがちですが、沖縄は、全島が激戦地となったところ。東京大空襲といいますが、被害はその比ではないと思います。
そして、歴史をたどると、独立国でいながら、いくどとなく日本(薩摩)の侵攻をうけ、明治以降日本の領土の一部となりつつも、第二次大戦後占領地となり、今も基地がある島。
いろいろなことを考えてしまいました。
(私的に)観光のメインはやはり城。そうすると、首里城ははずせません。
なんてったって、世界遺産ですし。
首里城は、琉球王国の政治経済文化の中心。
琉球王国は、独立国(日本でも中国でもない)として、中国(明~清の時代)に朝貢をしていました。その儀式もここでおこなれたそうで、建物は日本と中国双方の様式を取り入れています。
この城壁、万里の長城っぽい^_−☆
首里城と言えば、最初の写真の建物ですが、すべて戦後の復元です。
というのも、第二次世界大戦の戦場となったため、城の遺構はほとんどが破壊されています。
戦場となり破壊されたのには理由があります。
日本軍の総司令部が首里城の地下にあったからです。
今でも、首里城の近くに地下壕が残っています。
この辺りは観光客はほとんど来ないかもしれませんが、ぜひ見てほしい場所です。
ちなみに、世界遺産は、首里城だけではありません。首里城をはじめとする沖縄の城(「ぐすく」と読みます)群ほかが世界遺産となっております。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)も世界遺産
御嶽とは、聖地のこと。この門の向こうの森が聖地となっており、琉球王は、出かける際、この門で道中の安全を祈願したそうです。
世界遺産の一つであり、首里城から徒歩10分以内でありながら、観光客がほとんどこない玉陵(たまどぅうん。実際私が訪問した際、観光客は私一人だけ・・・)
琉球の歴代王のお墓です。
石でできた、家形のでかい墓です。
ちなみに、沖縄の墓は、独特で、家の形をしています。
タクシーの運転手さんによると、その人の生き様そのものを表しているとか。
玉陵ほど大きくはありませんが、大きさはさまざまです。
玉陵を訪問した日は、沖縄慰霊の日。
ちょうど近くに、旧制中学の跡地があり、そこで慰霊行事が行われていたようで、唱歌が聞こえてきました。
広大な敷地の中、私一人で唱歌を聞いていました。しみじみとした気分になりました。
ここは世界遺産となっているのかは不明ですが、観光客が訪れないところの一つ、金城町石畳道。
ここは、那覇から首里城に向かう道で、首里城があった往時からの道。
ここは、戦火をまぬかれたようです。
実はこの翌日、那覇市の歴史博物館を訪れました。
ここ、県庁の近くで、入場料はなんと300円(ゆいレールの一日乗車券などがあると、240円になります)!
企画展で沖縄戦で犠牲になった学校の様子が展示されていました。
本土にいると忘れがちですが、沖縄は、全島が激戦地となったところ。東京大空襲といいますが、被害はその比ではないと思います。
そして、歴史をたどると、独立国でいながら、いくどとなく日本(薩摩)の侵攻をうけ、明治以降日本の領土の一部となりつつも、第二次大戦後占領地となり、今も基地がある島。
いろいろなことを考えてしまいました。
首里城にこんな城壁があったんですか?見逃してました。。。
金城町の石畳は情緒があっていいですね〜ここも見てません(>_<)
次回訪れるときのお楽しみにしたいと思います!!
by わんわん (2013-07-15 10:11)
首里城も一度訪問してみたいんですよね。
ただ、嫁さんが食事の好みがうるさいと言うか・・・好き嫌いが多いため、食事が独特な気がする沖縄は、旅行で行けるか微妙です^^;
by 名犬ゴン太・・・の兄 (2013-07-15 10:27)
同じ沖縄でも人によって楽しみ方は様々ですね。
目的があったり、興味がある所に行けるのは良いと思います。
私も観光客のいない所を散策するのは大好きです。その土地の
普通の方々の生活を見てみたいのです。
ワンコを飼ってから海外も沖縄も北海道もホント行っていません。
随分と生活が変わってしまいました。
by ケリー (2013-07-15 11:27)
tmkbさんはどこへ行かれても細かい歴史と合わせて観光されているので
本当に勉強になります。
ママなどは取りあえず行った、見てきた・・・みたいな薄っぺらい観光をして
しまいがちなので、とっても反省しています。
by Haro (2013-07-15 11:30)
まだ沖縄には行ったことがありませんがいつか首里城も訪問してみたい場所です。 石畳もいいところですね。
tmkbさんの説明が簡潔でとてもわかりやすいです。
続きを楽しみにしております。
by sonia (2013-07-15 15:08)