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青春18きっぷの旅2017夏3 秘境ローカル線をゆく! [乗り物]

長篠・設楽原古戦場を巡ったあと、三河東郷駅から電車に乗り、向かった先はこちら。
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湯谷温泉。
長篠・設楽原と同じ愛知県新城市にあり、板敷川(宇連川)の渓流沿いにあります。この上流は鳳来峡という風光明媚な渓谷。

長篠で戦った戦国武将たちも入ったのかもしれない、温泉。
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鳳来山という、井伊直政(虎松)が預けられた鳳来寺のある山の、東側に位置しています。

駅舎は木造で、普段は無人駅ですが、駅舎の中でバザー等開かれることもあるようです。
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この駅舎は、若山牧水が泊まったこともあるとか。
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この写真の右端にちょこっとだけ写っている屋根が、本日のお宿。

温泉は駅から歩いてすぐ。電車旅にはうれしい。

ここの駅前の温泉旅館に泊まりました。一人温泉←実は、初めてかもしれない。

駅前と言っても、渓流沿いの温泉宿、駅とは反対側にある窓からは、渓流を眺めることができます。
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綺麗です。癒されます。
テレビもつけずに、一人でぼーっと川を眺めているうちに夕飯の時間。

夕飯のお供はやっぱりこれ。
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あゆの塩焼き
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鹿肉のロースト
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朝食。鮎の一夜干しが美味で、朝から日本酒がほしくなりました。飲んでませんけど。
鮎の一夜干しはおみやげとして売っていたので、買って帰りました。が、焼いた状態のものをパックしてあるので、旅館で食べた物とは違いました。
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その他、山の幸中心のお料理でしたが、おいしくいただきました。

湯谷温泉、駅前なので交通便利なのですが、さすがにちょっと遠いので、今度いつ来られるかわからないけど、機会があったら、旦那を連れてきてあげようと思いました。


温泉で日頃の疲れを癒した後は、再び湯谷温泉駅から、長野県・辰野方面に向かいます。
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ここから先、山山々です。いよいよ飯田線の秘境ゾーンへ。

今回旅した、愛知県豊橋と長野県辰野を結ぶ、飯田線は、今年で全線開業80周年。

94駅・総延長約200キロ。普通電車で約6時間。愛知・静岡・長野の険しい山岳地帯を行きます。

鉄道は、通常、道路と並行して走っていることが多いのです。

しかし、飯田線沿線は、険しい山岳地帯故、近くに道路が通っておらず、というか、通すことができず、電車でしか行けない駅が多いことから、日本一の秘境路線とも言われています。

秘境らしい写真があまりなく、記事からは伝わらないかもしれませんが、車窓の景色をみて、本当に、こんなところによく鉄道を敷いたなあ、と感心しました。

しかも、この辺りは、中央構造線と言う、大きな断層が走っており、地盤が弱く、土木工事が難しい。

大変な難工事だったのでしょう。

途中、中部天竜駅。ここは静岡県浜松市の北のはずれ。
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停車時間が長かったので、ちょっと途中下車。

駅舎。
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周りは山ばかり。何もありません。
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乗った電車の終点は、天竜峡駅。
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次の茅野行の出発まで、若干時間があったので、途中下車し、駅近くの商店で、昼調達。
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この助六、最後の一個でした。

それから、燗酒コンテストで金賞を受賞したという、風越という長野県飯田市の日本酒を、燗酒好きのダンナの土産に買い、急いで茅野行に乗車。

天竜峡から先は、飯田盆地。ガラッと景色がかわります。写真はありませんが・・・

いよいよ、飯田線の終着駅・辰野。
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停車時間が若干あったので、お約束の駅表示をパチリ。

ここから先、中央本線に入り、電車の終点茅野へ。
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乗ってきた電車は、折り返し飯田線の途中駅どまりになるようです。
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途中駅とはいえ、到着は午後8時過ぎ。また3時間の長い旅路につくようです。


茅野駅前にはSLが。
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茅野駅の駅そば。
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駅そばとはいえ、立派な信州そば。信州そばの特徴は、このように黒い麺。

腹ごしらえした後は、茅野駅からスーパーあずさ乗車。18きっぷでは、スーパーあずさに乗れないので、特急券の他に乗車券を購入してあります。

途中、中央本線の甲斐大和駅から、ずーっと入った山奥が、武田家終焉の地・天目山。

ということで、勝頼に思いをはせつつ、武田家終焉をめぐる旅の帰途につきました。




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