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歴史巡りポタリング [歴史・史跡]

連休明け、雨の仕事初めになってしまいました(; ̄ェ ̄)

連休は、お天気でした。
1日目土曜日は、夫が休みなのに私は午後から仕事だったのですが、2日目3日目は、夫は仕事。私は自転車でぷらっとお出かけ。

春日部八幡神社
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七五三の参拝者が沢山いました。
手前は、御神木のイチョウ。きれいに色づいています。

イチョウの手前には、紅葉の木も。
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八幡神社の隣に、稲荷神社。参道のイチョウ並木がきれい(^_−)−☆
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実は、このあたりは、古くから栄えた場所。浜川戸遺跡。数々の遺物が発掘されています。
なぜかというと、この近くを流れる、古隅田川と古利根川がもたらす土砂が堆積してできた、河畔砂丘という、珍しい地形で、周囲よりも高くなっているから。

八幡神社一帯は、ちょっとした山になっています。
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周囲は、平坦な土地なのに、突如山が現れます。

え、2合目?
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これは、江戸時代、砂丘を利用して、富士塚が作られたのです。

富士塚に登ってみました。

下を見たところ。
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八幡山をあとにして、古隅田川沿いをぶらり。

古隅田川は、文字通り、昔の隅田川。

江戸時代、水害を防止し、田んぼを新たに開発するため、関東平野では、いろんな川の付け替えが行われました。

例えば、利根川。
昔は、東京湾に注いでいたのですが、銚子から太平洋に注ぐように、付け替えが行われた・・・というのは、千葉県民にとっては、郷土史でおなじみの話です。

この古隅田川も、古くは利根川の流れだったらしいです。

古隅田川の堤防跡の公園に、江戸時代の石橋が、移築されて残っています。
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これは、現代の県道にかかる橋ですが、業平橋というのもあります。
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江戸時代は、もっと上流にあったそうですが、在原業平の船塚があったといわれる、その近くにかけられたから、業平橋、と名付けられたそう。

実は、有名な都鳥の歌は、東京の業平橋ではなく、こちらの春日部の業平橋で詠まれた、という説があり、江戸時代の句碑が春日部八幡にあるらしい。←今回見逃したけど。

ここ業平橋は、そのような説に依拠して、江戸時代に名付けられたようです。

ちなみに、東京の業平橋の近くの駅は、今や一大観光地となった、東京スカイツリー駅。昔は業平橋駅でした。こんな由緒ある駅名を変えるなんて、ひどいと思ったものです。

ここ、春日部の業平橋の最寄は、豊春駅です。
この駅名は、この辺りが明治22年の町村制施行時、豊春村だったことに由来。豊春は、町村制施行時に生まれた新しい地名で、豊かな春を迎えるように、との願いがこめられているとか。

その後、豊春駅近くのタイ料理屋で、グリーンカレーを食べ、
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春日部の農業祭で、大根を50円、塩えんどう豆を150円でゲットして、帰りました(^_−)−☆

その日の夕飯。

仕入れた大根の葉っぱと皮をシャケフレークと一緒に炒めたのと、大根サラダ
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大根ポトフと塩えんどう豆
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翌日。

岩槻区の真福寺貝塚へ。
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といっても、周りにはなーんもありません。

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国史跡の石碑と、標識あるのみ。
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耕されているように見えるのは、発掘のあとでしょうか?
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一応、満足したので、帰途につきました。

途中、何だか気になる寺が。
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江戸時代創建の寺で、仁王門と、金剛力士像が有名らしい。知らんかった。
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帰途に着く前に、ランチ。連休の締めは、やはり蕎麦。
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その日の夕飯。

農協の直売所でゲットした人参とスパムの炒め物、キノコマリネ、他は、前日の大根料理の残り。
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お伊勢参り [歴史・史跡]

先週、弁護士会の少年院見学で伊勢市へ。

伊勢市と言えば、伊勢神宮に詣でないわけには、いかん(ー_ー)!!
ということで、お伊勢参りへ。

まずは、二見浦にある、夫婦岩へ。
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古来より、お伊勢参りは、まずは夫婦岩のそばにある、二見興玉神社から参拝するのがならわしらしい。

この神社、夫婦岩がご神体かと思いきや、そうではない。
ウイキペディアによると、「夫婦岩の沖合約700mの海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社」だそうな。
夫婦岩は、興玉神石の目印、ないし、鳥居の役割をしているもの。

・・・知らんかったので、夫婦岩だけ拝んで帰ってきてしまった(^^;)

夫婦岩の傍らに、かえるさん。
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これは、猿田彦大神の、神使がカエルであることに由来。カエルは、「無事カエル」「貸したものやお金がカエル」など、縁起がよい、ということらしい。


宿泊は鳥羽グランドホテル。
ホテルから、入り江が見えます。

夕景。
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朝日が昇った直後。6:30位。
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大分日が昇った9:00前頃。
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きれいで、心が洗われます。

いよいよ、お伊勢参りへ。

ホテルのバスで送ってくれたので、先に内宮へ。
本当は、外宮から内宮へめぐるのが、正式らしいですが、内宮は、駅からかなり歩くのです。

宇治橋鳥居
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宇治橋の下を流れる五十鈴川。
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神苑で、にわとりが穴掘り中。
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真っ白で、きれいなにわとりでした。


五十鈴川御手洗場
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ここで身も心も清めてから、お参りするのです。

正宮前の、御贄調舎
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お祭りのとき、お供えのアワビを調理する儀式を行う場

正宮。階段上は撮影禁止なので、階段下から。
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境内は、このような大木がたくさん
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この中を歩くだけで、心が洗われます。

荒祭宮
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伊勢神宮がおまつりする、天照大神の荒御魂をまつる、別宮。荒御魂とは、神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態と言われています。

ちなみに、正宮では、感謝の気持ちを述べるだけで、お願い事をしてはいけないのですが、ここ荒祭宮では、お願い事をしていいことになっています。
そのためか、みなさん、参拝時間が長めです(^_-)-☆

御厩。
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神馬がいます。きれいな白です。
写真では伝えきれないのですが、ものすごく優しい目をしていらっしゃいます。

再び宇治橋を渡り、内宮を後にします。
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すでに一部紅葉が始まっていましたが、紅葉の最盛期は、さぞやきれいなんでしょうな。

内宮を出て、おはらい町へ。すごい人(@_@;)
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・・・普通は、おはらい町を通って、内宮参拝するんでしょうけど、バス停が宇治橋鳥居の前なのです。

赤福本店で、並んで赤福を購入。
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伊勢市は、あちらこちらで、赤福の看板があり。
今は、あちらこちらで買えるので、別にここで買わなくてもいいんですけどね。

おはらい町で、同行者何名かと、昼を食べましたが、それは、食べ物編で。

おはらい町の、内宮側の入り口付近に、こんなかわいいにゃんこさんがいらっしゃいました。
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タイヤがお立ち台?
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水を飲んでいます。
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内宮を後にして、伊勢市駅近くの外宮へ。

伊勢市駅からの参道入り口
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表参道
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外宮の正宮。
やはり、中は撮影禁止。
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伊勢市からの参道は、普通の商店街という感じ。おはらい町が趣ある建物だらけなのと対照的。

ただ、こんな歴史的な建物が。

ホテル。大正か、昭和初期の建物だったかな。モダンです。
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にゃんこさんはいませんでしたが、陶器でできた、可愛い動物たちが。
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お伊勢参りは、私は、中学の修学旅行以来ですから、30年位ぶり?

江戸時代に大流行したようですが、境内が実によく考えられて作られているなあ、と感じました。
正宮まで、かなり歩き、すごい人だったのですが、混雑をさほど感じさせず、気持ちを高める工夫がされています。

まるで、ディズニーランドのアトラクションみたいだなあ、と感心(#^.^#)

なぜか歩くだけで、癒される、不思議な場所です。

伊勢参り本編は以上。
食べ物編、乗り物編は、またの機会に。
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中世の城復元・根城 [歴史・史跡]

とても低姿勢のバスがいた、八戸にも、城跡があります。
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根城です。
根城は南部藩八戸南部氏が、中世に建てた城。
根城と名付けられたのは、文字通り、根っこ、つまり、南部一族の拠点としたいという思いから。

南部氏の祖、南部師行の像
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江戸時代に入り、南部藩の拠点が盛岡に移り、八戸南部氏の領地替えで根城は廃城になってしまいました。

従って、弘前城のように、江戸時代の建物が沢山残っている、というわけではありませんが、貴重な中世の城の様子がよく残っており、建物も、文献等により、研究して、復元されています。
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これは、旧八戸城の門。根城の門だった可能性もあるそう。だとすると、唯一の、現存建造物?
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堀跡

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門をくぐると空堀。敵の侵入を阻止すべく、掘られたもの。
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空堀を渡ったところは、東善寺跡。現在でも、お墓が。
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実のなる木。
籠城に備え、城内には食べられる実を結ぶ木が植えられていたとか。
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中館跡。
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復元建造物が。
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本丸が見えてきました。

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本丸に通ずる橋は、木橋。
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木なので、焼いてしまえば、渡れない。
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本丸の主殿。主が政務をとったところ。
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内部
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馬屋

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門以外の建物は全て復元ですが、土塁、堀跡などがよく保存されており、見応えがありました。

八戸駅徒歩40分、行きはタクシーでしたが、帰りは歩きました。

橋を渡ったところから、遠くに見えるのが城跡
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低姿勢な南部バス他の各路線バスでも、もちろん行くことができます。

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弘前散策 [歴史・史跡]

毎年恒例の、学生の移動法律相談指導、今年は青森の東部にある三沢というところに行ってきました。

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三沢は、米軍基地の街。向こうに基地があります。

せっかくこんな遠くまできたので、足を伸ばして、西部にある弘前へ。

目的は、もちろん弘前城(^_−)−☆

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弘前城は、津軽藩津軽氏の城。
上の写真は天守で、江戸時代のものがそのままま残っている、現存天守の一つ。現存天守としては、最北にあります。

ただ、天守としては、見てのとおり、三重三階とかなり小ぶり。

実は、弘前城が作られた当初は、五重の天守があったようです。
ただ、火災で消失、その後、幕府により新らたな築城が禁止されたので、長らく天守はありませんでした。
江戸時代後期になって、再建が認められたものの、豪華な天守は立てられず、櫓を改築したらしいです。

弘前城跡は、公園になっており、桜が有名です。

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今の時期は緑が綺麗(^_−)−☆

特筆すべきは、現存建築物の多いこと(o^^o)

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門や


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全て江戸時代のもの。

当日は、小雨でしたが、雨に濡れた木の匂いが、なんとも言えず、いい感じでした。

江戸時代の建物は、城外にも。

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北門の目の前にある、旧石場家住宅

実は、ここには、かわいい看板犬がいるのですが、気持ち良さそうに昼寝していたので、撮影は遠慮しました(o^^o)

そのあたりには、武家屋敷保存地区が。

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弘前は、喫茶店が多い(^_−)−☆

石場家のお隣にも。

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農家の女性が、農作業の合間に刺したという、津軽こぎん刺し

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歴史好き、コーヒー好き、雑貨好きには、たまらない街です。

ただ、今の場所にある天守を見るのは、しばらくお預けのよう。

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天守台石垣修理のために、近いうち天守を曳家で平行移動するらしい。

その準備として、天守北側の多聞櫓があったとされる場所の発掘調査が行われたようです。

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こんな弘前公園からは、岩木山がよく見えるはず。
しかし、当日はこんな感じ。
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山の三角のほとんどが、見事に雲に隠れています。

ま、こんなこともあるさっ(^_−)−☆

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江戸の街道展&武蔵国一ノ宮 [歴史・史跡]

旦那がバイクでお仲間数人とツーリングに出かけてしまった土曜日、私は一人で気楽にお出かけ。


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江戸時代、幕府は、その管轄の五街道と脇街道の管理のために五街道分間延絵図という絵図をつくりました。
絵図は、将軍献上用と、実務用として奉行所備え付け用と、二種類が作られました。
普段は、将軍献上用が東京国立博物館(トーハク)、実務用が郵政博物館に収蔵されています。

その二種類を、初の試みとして、同時に展示するのが、この特別展。同じ場所の地図を比較して見ることができます。
トーハクにキトラ古墳壁画見に行った時、常設展示されていた将軍献上用のを、見て、もう少しじっくり見たいと思ってました。

将軍献上用は、全体的に淡い色調で、細部まで細かく書かれており、美術品という感じ。

実務用は、細部は雑に書かれているのですが、はっきりした色調。字も大きくはっきり書かれており、実用品という感じ。
・・・博物館内展示物は撮影禁止のため、写真はありません。

地図と歴史好きには、たまりません。
とはいえ、実は、はじめからこの展示が目当てだったわけではありません。

どこか出かけたいけど、夏休みだからどこ行っても混んでそうだし、外は焦げそうに暑いし。

涼しくて空いてそうなところないかな?と思ってさがしあてたのが、うちから一時間足らずでいくことのできる、今回の展示会の会場のこちら。
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埼玉県立歴史と民俗の博物館(^_−)−☆

夏休みなのに、予想通り空いてました。
トーハクとは、大違い。

この辺りは、古代から開けていたところ。博物館敷地は、じつは弥生時代の遺跡です。

ということで、入り口に、住居跡や墓跡、復元住居があります。
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ここ、常設展もなかなかでした。埼玉の歴史風俗がコンパクトにわかりやすく展示されています。
子供にも、いいんじゃないかなあ。
オススメの穴場です。
東武野田線大宮公園駅徒歩3分。

博物館を出た後は、こちらへ(^_−)−☆

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大宮氷川神社

博物館のある大宮公園は、実は氷川神社の背後。

ここは、氷川神社の総社、そして、武蔵国一ノ宮でした。

大宮の地名は、ここ氷川神社が「大いなる宮居」と呼ばれていたことに由来するらしい。
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さすがの立派な建物群。
威厳と歴史を感じます。
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熱心に参拝している人が、沢山いました。

参拝後は、参道を歩いて大宮駅へ。

猛暑日でしたが、木陰で、少しは涼しくかんじました。
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日比谷公園周辺をぶらり(^_−)−☆ [歴史・史跡]

今週末は、毎年恒例の健康診断(・ω・)ノ

会場の霞ヶ関の弁護士会館は、江戸時代は、この方のお屋敷でした(^_−)−☆
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大岡越前さまです。

近くには桜田門

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その斜め前には、こんな建物があります(^_−)−☆

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法務省の旧本館です。明治時代に作られ、東京空襲で被害を受けながらも、修復、戦後しばらく法務省として使われ、現在は、法務総合研究所などとして、使われています。

ここは、江戸時代は、やはり武家屋敷でした。

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直江兼続で有名な、米沢藩のお屋敷でした(^_−)−☆

そのまま有楽町方面へいくと、日比谷公園

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明治時代に作られた当時のアーク灯


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三笠山、らしい。これも、作られたもの。


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明治時代の水飲み場が残っている

など、歴史ある公園ですが、江戸時代初期は、この藩のお屋敷があったらしい

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仙台藩

で、日比谷公園内にも、石垣

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日比谷門の跡。

石垣は登ることができます。

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石垣の上から、門跡(^_−)−☆

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上野広小路から千駄木散歩 [歴史・史跡]

GW恒例となりつつある歴史散歩。
一昨年は、岩槻城址、去年は忍城址。

今年は、29日、こちらを目的の一人ぶらり歴史散歩。
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キトラ古墳壁画展。in東京国立博物館
キトラ古墳とは、奈良県明日香村で、割と最近発掘調査された古墳。内部の壁画は、そのままにしておくと湿度などで駄目になってしまう恐れがあり、剥がして、修復後、古墳近くに作る施設に展示保存されることになりました。

今回は、剥がして修復後、明日香村で展示公開する前に、多くの人に見てもらいたい、と東京で、特別に公開されることになったのです。
ということで、明日香村を出るのは、おそらく最初で最後。

連日かなり混雑しているとの情報に、どうしようか迷いましたが、覚悟して出かけました。

入館まで70分まち(((o(*゚▽゚*)o)))
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大行列(・ω・)ノ
時間潰しに、本をたくさん持って行って正解でした(o^^o)
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入場制限をしているおかげで、中は割とじっくり見ることができました。
正直、高松塚古墳の壁画に比べていたみが激しく、不鮮明なところもありましたが、それでも、こんなに残っていたとは驚きです(^_−)−☆

東京に運んでくるのは、相当大変だったみたいです。いたみが激しい部分は、輸送に耐えられないと、判断され、複製のみの公開となりました。

まさに、時空を超えて、やってきてくれたのです。

東京国立博物館があるのは、上野。

上野といえば、このお方。
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西郷さん(^_−)−☆

この日は、仲御徒町駅で下車、上野広小路の歴史あるお蕎麦やさんで蕎麦を食した後、広小路側から上野のお山へ。

西郷さんの銅像のある下のあたり、新しい商業ビルができて、綺麗になりましたね。

上野は、戊辰戦争の一つ上野戦争の激戦地なので、戦士のお墓があります。
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これは、旧幕府側の戦士のお墓。
西郷さんは、新政府軍側の指揮官だったというわけ。

ここが激戦地となったのは、慶喜が大政奉還後蟄居したのが、この地にあった寛永寺だったから。
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なんで寛永寺に蟄居したのかというと、徳川家の菩提寺だからです。

寛永寺は、家光が家康の代からのブレーンである天海僧正のために、寛永年間に建てさせたお寺。
当時は、現在の上野公園一帯が、全部寺の境内でした。
キトラ古墳壁画展をやっていた東京国立博物館は、本坊の跡地でした。
が、上野戦争で、全部焼き尽くされました。

寺の規模、それから戦争の激しさに、改めて驚かされます。

寛永寺創建のとき、京都の清水寺を意識して、こんなものも作られました。
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清水観音堂
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不忍池が、琵琶湖に模されていたのは、有名ですね(^_−)−☆
都のあった京都をかなり意識していたのですね。

寛永寺創建前は、この辺りは藤堂家他武家の領地でした。

これは、後世東京駅近くの丸の内から移築された、別のお武家さんの武家屋敷の門。
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東京国立博物館の先にあります。
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東京国立博物館の建物自体も、素敵(^_−)−☆
本館
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本館内の貴賓室
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本館階段踊り場
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東京国立博物館をでて、武家屋敷の門の先にはこんなものも。
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博物館動物園駅跡
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京成線で行くときは、ここで降りたこともありました。
当時は、何だか薄暗い印象ですが、こんなに趣ある駅だったんですね。
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そのまま坂を下り、千駄木方面までぶらり。

銭湯らしい。
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酒屋かと思ったら、自転車屋さん?
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たくさん並び、たくさん歩いた一日でした(o^^o)

先日、こんなものを頂きました(^_−)−☆
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ネコ型マシュマロ。
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プニプニ具合が、子犬子猫の肉球みたい。
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食べるのがもったいないリアルさ。
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躊躇しながらも、食べてしまいました(((o(*゚▽゚*)o)))
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松本城ふたたび [歴史・史跡]

弁護士会の施設見学がてら、再びこちらに伺ってきました。
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松本城です!東側本丸御殿側より。左の赤い手すりの建物が、以前覆いがかかっていた「月見櫓」

同じく、東側本丸御殿側より。逆光ですね。
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南側より。とってもいいお天気で、青空に漆黒の天守が映えます(^_^)v
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月見櫓の内部はこんな感じ。3方が開けており、とっても開放的な雰囲気。
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前回時間がなくて伺えなかった松本市立博物館にも行くことができました。松本城と共通の観覧券で入場できます。
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古代からの松本の歴史が実に簡潔にまとめられており、理解を深めることができました。

大手門の前を流れる女鳥羽川沿いの縄手通りには、こんなかわいいカエルさんが。
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なんだか、かわいいですよね(*^_^*)

なんでも、縄手通りが栄えていた頃、川でカエルが鳴いていたことから、当時の繁栄をとりもどそうと、シンボルキャラをカエルにしたとか。
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そんなカエルの縄手通りの川挟んで向こうにこんな建物が。
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蔵です。
ここは、喫茶店です。
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店内はマーラーの交響曲が流れており、いい雰囲気^_−☆
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おいしい水で入れているのか、とてもおいしいコーヒーでした。

というのも、松本市は全国有数の湧水地。町の至るところに井戸があり、乾いたのどをうるおすことができます。
善光寺街道辻井戸
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松本神社前の井戸
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北馬場柳の井戸。水がでてない?
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と、思ったら、裏からでてました。
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全国一の名水に選ばれたこともある、源智の井戸。
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古くから愛されて来た、名水中の名水^_−☆
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となると、蕎麦喰いは、この水で打った蕎麦が食べたい。

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あります。目の前に蕎麦屋さんが。
その名も、源智のそば^_−☆

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店内
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蕎麦はこんな感じ。
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鴨セイロ

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美味しかったですよ^_−☆

で、スーパーあずさで、さらば松本f^_^;
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手前は松本駅で購入の地ビール

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軽井沢のヤッホーブルーイングの地ビールみたいです。
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前回松本来訪時の行きの電車で飲んだのも、実はここのビール。
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あずさでは、D席をチョイス。その理由は、

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甲府城が見えるから^_−☆

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父の田舎が山梨で、甲府駅北口にある信玄の躑躅ヶ崎館は子どもの頃、行きたいとだだをこねて、連れて行ってもらったことがあるのですが、はずかしながら、その甲府駅挟んで反対側の南口駅近くに甲府城があることを、知りませんでした。

甲府城は、武田滅亡後、家康が築城。現在も建物は復元ですが、立派な天守台他の石垣が残っています。

で、信玄つながりで、松本のこんな場所を最後にご紹介^_−☆

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牛つなぎの石。

上杉謙信が、当時松本城の前身の深志城にいるライバルの武田信玄に塩を送った際、牛をつないだと言われる石f^_^;

「敵に塩を送る」の語源となったと言われてます^_−☆

おまけ
牛つなぎの石のあたりの洋品店のショーウィンドウにはなぜかこんな可愛いものが。

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オーナーさんが犬好きの方ばかりなのか?ワンコのぬいぐるみが、どの店のショーウィンドウにもありました(o^^o)


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松本城 [歴史・史跡]

ゴン兄さん、正解です(*^_^*)
わんわんさんは、行ったことあるから、おわかりになると思ってました♪

前記事の最中は、松本城の売店限定の「チョコ最中」。つまり、中は、あんこでなく、チョコです(^_^)vあんこ嫌いな人にも、あんこ好きな人にもお勧め。
特に、黒い方は、天守の特徴をよく捉えていると思いますので、城好きな人にもお勧めのおみやげです。

お仕事で、とある会議参加のため、松本へ^ ^

当然、ここに伺わなくては((((;゚Д゚)))))))
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会議は土曜日午後からなので、松本城を回れるのは、土曜日午前中のみ、ということで、金曜日夜のあずさで松本へ(⌒▽⌒)

越谷からだと、武蔵野線中央線経由で立川から乗車するのが一番早くて安いのです^_−☆
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乗車前に、旅のお供を立川駅のエキュートで購入^_−☆

白ビールと
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黒ビール(*^_^*)
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土曜日朝食食べて、すぐ出発(^-^)/
大手門跡
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大名町大手門井戸 松本は、名水の井戸が多いのです^_−☆
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その脇の、愉快なオブジェ^_−☆
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文化財の建物^_^1937年建築とあるので、昭和初期、戦前の建物。もとは銀行だったらしいけど、今はホテルです。

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・・・松本城向かって歩いているはずなのですが、平地にある平城なので、なかなか見えて来ない( ̄Д ̄)ノ

市立博物館の辺りまで来て、やっと見えて来ました(^-^)/

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美しい漆黒の天守群。
なんか、この天守、好きだなあ(≧∇≦)
というのが第一印象^_−☆
やっと会えたなあ、と思って感動してしまいました(*^^*)

復元の黒門から本丸に入ります。

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黒門入ったところからの天守群。
よくある松本城の写真は、こちらから撮ったものが多いようです。
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手前は、本丸御殿跡。往時は、御殿が建ち並んでいたと思うと、圧巻です。

天守群の中へ。
天守右にある渡り櫓から入って、順路は右側の乾小天守から回ります。

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柱も床も、艶やかで、重厚感があります。
なんか落ち着きます(*^^*)

天守と乾小天守は戦国時代に建てられたので、このような矢狭間や鉄砲狭間が沢山ある。
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真ん中の天守に上がりますが・・・
最上階からの眺めは、まあ、そんなに良くないです。平城ですから。

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最上階の窓枠に、文字らしきものが?何なのか、わかりません((((;゚Д゚)))))))
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最上階天井には神様が祀られています^_−☆
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天守の中の階段は、どこも急ですが、特に急勾配な階段 確か4階から5階に上がる階段だったかな?足の不自由な方は無理だと思います(ここで引き返してもよいようになっていました)。

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天守から降りて来て、左側の辰巳付櫓へ。ここは江戸時代に松平氏によって増築された部分。

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華頭窓。乾小天守にもあり。
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次は、楽しみにしていた月見櫓。
ここも松平氏の増築部分なので、戦国時代には考えられない、開放的なつくりの建物で、外から見ると、赤い回縁が黒い壁と見事なコントラストを作っているのが見られる・・・
はずでした。しかし、今までの外観の写真に赤い色、ありませんでしたよね?

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ここが月見櫓。
そうなのです。塗り替え工事中で、白いシートがかけられていたのです((((;゚Д゚)))))))

毎年9月に塗り替えをしているそう。


この他、埋門も

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二の丸御殿後の石垣も

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修復工事中( ̄Д ̄)ノ
残念ですが、こうして、定期的に修復をしているからこそ、美しい姿を見ることができるのですね^_−☆

城に限らず、歴史的建造物は、常にどこかを修復工事中で、完全な姿を見られることは少ないのですが、だからこそ、何度でも来たくなるのです。

松本城も、また会いに来ます^_−☆
(実は、12月に再訪決定( ̄Д ̄)ノ雪の松本城が見られるかも?)

最後に、360度どこから見ても美しい天守群をご覧下さい(*^^*)

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ちなみに、この左側に映っている赤い橋は、当時からあったものではなく、観光用に、現代になってから架けられたもの。
当時から橋はあったものの、その構造はよく分かっていないらしい。


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よく見ると、天守の外壁にも人が。塗り替えを行っている様です。本当にお疲れ様ですm(_ _)m


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復元の太鼓門。
一枚目の写真の門左側のとっても大きい石にご注目。
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天然の石です。どうやって探して、どうやって運んできたんでしょうね。現代の職人さんたちも、すごいです(^_^)v

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長々とおつきあい頂き、ありがとうございました♪
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どこの天守でしょう?! [歴史・史跡]

犬山城の記事が終わったばかりですが、実は、先週、仕事のついでに、とある国宝天守を訪ねてきました^_−☆
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これでは、どこの天守だかわからない?

大ヒント
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正解は次回( ̄Д ̄)ノ
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